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糖尿病とむくみの関連性について学ぶ

一般的なむくみの場合体から水分が十分に排泄されないために体内に余分にたまっている状態です。
血液循環の中で血行不良が原因のものとリンパ液の循環の流れが滞ったこと肝臓が疲れていることなどによるもので、なりやすい人の特徴として水分不足や逆に過剰摂取の人やストレスによってなってしまうとされます。
しかし病気が原因のケースもあり糖尿病の細小血管合併症(腎症、網膜症、末梢神経障害)の1つである糖尿病性腎症は、進行するとネフローゼ症候群となり浮腫(むくみ)が出現することになります。

糖尿病性腎症の成因は遺伝素因や代謝異常や血行動態異常や慢性微小炎症や酸化ストレスなどが挙げられます。
これになっているかはアルブミン検査で微量アルブミン尿が確認できれれば患っていることになり、糖尿病腎症の病期5期の内第3期(顕性腎症)から第4期(腎不全期)にまで進んでいる可能性が高いとされます。
ただし腎臓の症状は腎不全になって人工透析をする間近にならないとむくみやだるさや食べられないおしっこが出ないといった症状は出ないのでかなり深刻な問題とされます。

この病気は持続する高血糖により発症して、腎障害の進行とともに腎不全に至る病気です。
経口血糖降下薬のグルコバイ(アカルボース)を処方服薬して食後の血糖上昇をおさえるといった一般的な糖尿病対策ではなく別の療法で改善を図ることになります。
ネフローゼ症候群は尿から多量の蛋白が漏れるために血中のアルブミンが低下するものです。
他に腎臓の働きが低下する慢性腎不全のときにむくみの症状が現れることが多く、このケースは左右対称で押すとへこみが残るのが特徴です。
また腎臓や肝臓以外では、ものの見え方をつかさどる黄斑という重要な部位に浮腫が発生する糖尿病黄斑浮腫の場合もあり、著しい視力障害が生じるとされます。
かすみ目は代表的な症状で他に視力の低下や変視症やコントラスト感度低下が起こることもあり、状況としては視野の真ん中が影響を受けます。

浮腫みやすい人の特徴

浮腫みやすい人の特徴としては、尿中にアルピミンというたんぱく質がわずかに検出されるようになります。
血圧が同時に高くなる傾向がみられます。
この時期で大切なのは、血糖コントロールを徹底することと血圧を管理して高めでないかを確認しておくことです。
もちろん、アルブミン検査で確認してアルビミンが出てきているような人は、血糖管理のためのグルコバイの服用を止めて、他の治療法に切り替える必要があります。

腎機能が低下した人の特徴は、タンパク尿が検出されることと、腎臓の機能の低下がみられむくみが出るようになります。
たんぱく質を制限した食事療法に切り替える必要が出てきます。
むくみに加えて体がだるい、皮膚がかゆい、夜間手足が痛い、貧血などの肝臓に影響があるケースや血液循環が悪くなることに起こる症状がでてきます。
糖尿病で大切なのは、尿検査でアルブミン量のチェックをして、腎機能が悪くなっていないかを確認しておくことです。
腎臓の衰えとともにリンパ液の循環も悪くなり、ひいては水分不足を招くようになります。

特にストレスを抱えている人は注意が必要です。
とくに重要なのがリンパ管の圧迫や狭窄をもともと持っている人です。
このような人は、リンパ管の内容物がリンパ管の外にしみだしむくみが現れます。

たんぱく質がリンパ管からもれて組織内に蓄積されるようになると、組織細胞が変性したり繊維化が起こってきます。
その部分の皮膚が次第に硬くなっていきます。
若い女性や糖尿病の人に多く出現する現象で、最初は夕方になると足、かかと、手の甲が腫れてくるので気づきます。
たんぱく質の摂取に十分注意して腎臓の機能を低下させないような治療とリンパ異常を起こさないようにすることと足の異常に早めに気づいて治療を受けることが必要です。